しんくみネット

しんくみネット特集 > 第23回 おもてなしスピリットにほっこり・飛騨高山

特集

特集一覧に戻る

第23回 おもてなしスピリットにほっこり・飛騨高山

おもてなしスピリットにほっこり・飛騨高山

「飛騨の小京都」「日本の原風景を残す街」と称される飛騨高山。人を迎え、見送ってきた山国の古都には、長い歴史を通じて受け継がれてきたもてなしのDNAがあった。今、そんな飛騨高山に注がれる海外からの視線が熱い。

profile

櫻本大介さん
ひだホテルプラザ 宿泊支配人(岐阜県高山市)

1998年、株式会社ひだホテルプラザ入社。フロント宿泊課にてメインポジションを歴任後、2014年7月より現職。ホテル運営指揮並びにホスピタリティ指導員として人材育成にも取り組む。ホテルマンとしての仕事を通じて、あふれる郷土愛を地元に還元している。1971年生れ。剣道2段。

「株式会社 ひだホテルプラザ」加盟店情報
https://www.shinkuminet.com/shopguide/shopinfo_net1.html?id=1008163
櫻本大介さん

国内外の注目高まる歴史的遺産の町

国内外の注目高まる歴史的遺産の町

高山駅構内から一歩外へ出ると、吸い込んだ空気の冷たさに思わず「ウッ」と声が出た。ひだホテルプラザまでは徒歩5分。寒さのせいで自然と急ぎ足になる。

客室数225室、777名収容のひだホテルプラザは、自家源泉から湧く温泉が魅力のリゾートホテルだ。世界遺産の白川郷をはじめとする飛騨観光の拠点として好立地の高山は、2016年に高山祭がユネスコ無形文化遺産に登録されてからその人気がさらに高まっているという。宿泊支配人の櫻本大介さんに、近年の飛騨観光の動向を伺った。

「さきほど高山駅で乗降客を見たのですが、外国の方が多くてびっくりしました」
「飛騨への旅行者は年間450万人以上(2016年)、そのうち外国人観光客の占める割合がこれまでは1割強ですが、この数字は両方しばらくは右肩上がりだろうと言われています」
「欧米、アジア圏、それからイスラム圏かなと思われる方まで見かけました。これほど海外の方に人気とは正直ちょっと予想以上でした。今、インバウンドへの取り組みが課題とされている旅行業界ですが、追いついているんでしょうか?」
「もともと飛騨には欧米からの個人旅行のお客様が昔から結構いらっしゃいまして、インバウンド対応は数十年前には始まっていたと思います」
「アジア圏からの旅行者が増えたのはここ数年?」
「そうですね。欧米圏からは個人旅行のお客様が多いのですが、アジア圏は団体旅行が主流なんです。うちぐらいの規模だとツアー客に稼働率を左右されるので、アジア圏のお客様受け入れはとても重要なんです」

飛騨高山の風情たっぷりの古い町並み
飛騨高山の風情たっぷりの古い町並み
幻想的な雪景色の白川郷
幻想的な雪景色の白川郷
ひだホテルプラザで人気の「飛騨牛づくし会席」
ひだホテルプラザで人気の「飛騨牛づくし会席」
地元で養殖される鱒やなまずが味わえる「お刺身の桶盛り」
地元で養殖される鱒やなまずが味わえる「お刺身の桶盛り」
和洋中のメニューが並ぶ朝食バイキング
和洋中のメニューが並ぶ朝食バイキング
「飛騨の郷土料理」のコーナーも人気
「飛騨の郷土料理」のコーナーも人気

「せっかく来てくれたのだから、楽しんでほしい」

「せっかく来てくれたのだから、楽しんでほしい」

館内各所の掲示は多言語表示が徹底されている。

「こういう掲示はしっかり読んでもらえるものですか?」
「読んでもらえますよ。『楽しんでもらうにはどうしたらいいだろう』という姿勢を打ち出せばいいんです。海外の方だって楽しんで帰りたいはずですから」

「以前は日本人のお客様から苦情を頂くこともあった」という外国人客の入浴マナーも、今ではトラブルになるようなことはほぼ無くなったという。
そういえば自分が海外に行ったとき、日本語表記があるだけでもありがたいし、そこにホテルのホスピタリティが感じられれば「気持ちよく利用しよう」と思うのは至極当然のことだ。旅先でわざわざトラブルを起こしたい人などいないのだ。

「こんな山奥の田舎にせっかく来てくれてるんですから、私たちとしてもやはり楽しんでいただきたいんです」

同ホテルで実施している2年に一度の社員旅行は海外研修も兼ねていて、海外ホテルの接客術に触れるとともに、宿泊客としての立場を経験する機会にもなっている。不慣れな土地に滞在する外国人にとってどんな接客が心に沁みるのか。その実体験が接客やサービスに生かされている。

「社員旅行もそうなんですが、うちの社長のモットーが『仕事は楽しく』なんです。社員と一緒に社内イベントで盛り上がるのも好きで、2日間にわたって続く流しそうめんなんて毎年恒例になってるんですよ」

なるほどと思った。櫻本さんの「楽しんでいただきたい」と、社長の「仕事は楽しく」は根底でつながっているのだ。

最上階天望風呂の内湯(9階)
最上階天望風呂の内湯(9階)
天望露天風呂(9階)
天望露天風呂(9階)
高山の町を見下ろすジャクジー(屋上階)
高山の町を見下ろすジャクジー(屋上階)
壺風呂も楽しめる(屋上階)
壺風呂も楽しめる(屋上階)
安全性も考慮された畳敷きの大浴場「木香の湯」(地下1階)
安全性も考慮された畳敷きの大浴場「木香の湯」(地下1階)
トレーニングジム
トレーニングジム
飛騨の町並みをホテル内に再現したお土産名店街「ひだ小路」
飛騨の町並みをホテル内に再現したお土産名店街「ひだ小路」
新人のフロント係、野村春香さん
新人のフロント係、野村春香さん

最上のおもてなしは、自然体の笑顔、さりげない心遣い

最上のおもてなしは、自然体の笑顔、さりげない心遣い

入社1年目の新人、野村春香さんはフロントに配属されて10ヶ月が経つ。

「ホテルの第一印象を決める役割ですね。心がけていることはありますか?」
「新人としてまだまだ勉強中で、今できるのは『まず笑顔』です(笑)」

櫻本さんは、「接客テクニックとしての笑顔ではなく、人柄から滲み出る自然な笑顔」とそんな野村さんを評価する。

「うちのようなホテルには、都会のホテルとは違ったどこかほっとする接客が求められると思うんです」

今、2020年をひとつの節目と考えるインバウンド対応力強化がさかんに言われているが、ホスピタリティの核心に求められるのはこうした自然でさりげない心遣いなのではないだろうか。櫻本さんの言葉に、古都と呼ばれる町の矜持を感じた。

最後におすすめの高山滞在を聞いてみた。

「ぜひ連泊して、高山を拠点にした飛騨観光を楽しんでいただきたいんですよね。下呂・奥飛騨・新穂高といったこのエリアの観光スポットには高山からの日帰りが便利です。白川郷も現地での滞在時間は2時間あれば十分なので半日コースです。高山の古い町並みや朝市はその合間でも十分のんびり満喫できます」

ひだホテルプラザでは第3種旅行業免許を取得し、ホテル独自でオプショナルツアーを企画催行できる体制をとっている。また客層を問わず人気のベッド付き和室の充実を図り、リゾートホテルとしてのさらなるスペック強化も進めているという。

ベッド付き和室
ベッド付き和室
ベッド付き和室の寝室
ベッド付き和室の寝室
純和室
純和室
モダンな趣のJrスイート
モダンな趣のJrスイート
デラックスツインのバスルーム例
デラックスツインのバスルーム例
飛騨家具でコーディネートされたコンセプトツイン「プロヴィンシャル」
飛騨家具でコーディネートされたコンセプトツイン「プロヴィンシャル」
コンセプトツイン「森のことば」
コンセプトツイン「森のことば」
コンセプトツイン「ジャパンプロヴィンシャル」
コンセプトツイン「ジャパンプロヴィンシャル」

プレミアム会員限定PRESENT

ひだホテルプラザ オリジナル「飛騨3色カレー」
10名様

応募締切
2018年2月28日(水)

賞品

第57回 全国推奨観光土産品審査会 推奨品
平成28年度 一般社団法人岐阜県観光連盟 推奨観光土産品
平成28年度 第2回高山市土産品振興奨励審査会 推奨土産品

profile

観光ホテル・リゾートホテル
ひだホテルプラザ(岐阜県高山市)

加盟店情報を見る
ひだホテルプラザ

加盟店情報をもっと見る

ページTOPへ